「現地採用で入社した人はその後も長く働けていますか?」(長め)

インドネシアで仕事を探している方から、タイトルのような質問を受けました。

結論からお伝えすると、「人によります」に尽きるのですが、
(もう現地採用で15年以上働いているという人、
3年現地採用をやって起業した人、現地採用から現地採用に転職する人、
本当に働き方は様々です。)
今回は、あくまでも日本で人事の仕事をやっていた私の個人的な目線で、
現地採用として働くことの良し悪しを書きたいと思います。

まず、アジアで現地採用で仕事をすることに向いているのは、
その国で一生仕事をしていこうとある意味で覚悟ができている人。
給与や生活水準、キャリアアップということよりも、
その国に住むこと、そこでネットワークを築くことを
人生の中で重視していると言い切れる方は、長く仕事を続けていけるように思います。

また、別のパターンだと、私もそうですが、駐在員妻。
生活の基盤はあくまでも夫が作ってくれるので、
住宅手当がなかろうが、車手当てがつかなかろうが、
その仕事が自分に必要かどうか、という視点だけで仕事を選ぶことができます。
特に、引っ越すまで日本で仕事をしていた、なおかつ、
帰国してからも仕事をしたい、という方の場合は、
現地採用であっても、働き続けていた、ということは、
次の転職活動でプラスに働きやすいはずです。
(次にどのような仕事をするかにもよりますが、
30代半ばで数年のブランクがあります、という方は、
やはり一般の転職市場では不利になりやすいです。)

では、現地採用で働くのはやめた方がよいのはどんな人か。
一言で言えば、現地採用(という待遇)に不安がある方。

はっきり言って、現地採用と駐在員には大きな差ができます。
住むところ、日々の食べるもの、通勤手段等々。
ただし、それらは大した問題ではなく、
一番は、仕事の内容です。

任される仕事の内容、仕事を通じて受けられるトレーニングやフィードバック、
それらが全く違うということを、納得して入社できるかどうか、
ということを、悩んでいる方にはお伝えしたいです。
海外勤務で積める経験の中には貴重なものがたくさんあると思いますが、
一方で、日本でしかできないキャリアアップ、という道があるのも事実かと思います。

職種はなんてもいいです、とおっしゃる方にお会いすることも多いのですが、
これまで築いてきたキャリアを本当に捨ててしまっていいのか、
この先5年、10年後に得たいスキルはなんなのか、
そのための手段は本当に現地採用のその仕事に就くことなのか、

悩んでいる方に偉そうにアドバイスできる立場でもないのですが、
そういう視点で考えてみることもできますよ、ということをお伝えしたくて、
今日はあえてこんな仕事の話を書いてみました。



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Commented at 2016-07-20 13:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by jakarta_yui at 2016-07-23 14:32
まるこ様、ブランクがあっても受け入れてくれる企業も増えてきてはいるものの、やりがいだったり自分の中で譲れないものがある場合には、やっぱり間が空いていない方がよかったりしますよね。
私もインドネシアに引っ越す前、仕事はなんであれ続けるにこしたことはない、とアドバイスされて、転職を決意したんです。
とはいえ、日系企業は奥様の就労を禁止しているケースも多いのが悩ましいところですよね。。
by jakarta_yui | 2016-07-19 16:51 | 仕事 | Comments(2)