カテゴリ:仕事( 20 )

日本の会社に転職してちょうど2ヶ月。

勤務初日からいきなりリモート、しかも時差あり、

という環境で仕事をさせてもらうようになって、

個人的に感じているリモートワークのメリットデメリットを

まとめておきたいと思います。


私の所属している会社は、今年から正式に事業場外勤務を認めるようになったのですが、

私自身は、本帰国するまで、リモートでもやっていけそう、と思っています。


理由は以下の3つ。


1)仕事がたくさんある

朝起きてから寝るまで、やるべき仕事は山ほどあります。

書類選考、エージェントさんとのやりとり、社内の人との連絡や調整

オンタイムに1時間でも席を外したら、未読メールと未読メッセージが何十通もたまります。

リモートだとちゃんと働かない社員が出てくる、という意見がありますが、

誤解を恐れずに言ってしまえば、それはただ単に、

ちゃんと働かなくてもなんとかなる程度の仕事量しか渡していない、

ということに他ならないのではないでしょうか。


2)コミュニケーション手段が整っている

日常のメールに加え、Slackでチャットができ、HangoutSkypeで顔を見ながら会話もでき、

何かを決めるときにはGoogleドキュメントやスプレッドシートで同時編集が可能です。

ちょっと今いいですか?と話しかけるために、席を立って話しかけに行くのも、

Slackで話しかけるのも、大差はない気がしています。


3)丁寧なコミュニケーションが取れる人が多い

私が入る前からチームのアシスタントの方は完全在宅だったため、

メンバーは、そもそもリモートワークの受け入れに慣れていた、

ということもあるかもしれないですが、社員はコミュニケーションがとても丁寧。

上手、なのではなく、丁寧。

何かを頼むとき、お礼を伝えるとき、フォローを入れるとき、催促するとき、

相手がむっとすることがないような言い方を心がけている人が多いため、

オンラインでのコミュニケーションでも疎外感を感じることがありません。


では、実際にリモートワークで私が感じているメリットは何か。


1)通勤のために使う時間がいらなくなる

ジャカルタで仕事をしていたときに一番辛かったのが通勤に時間がかかっていたこと。

空いていれば15分で着く道を渋滞で1時間半かけて出社すること、

17時に仕事を終えても、19時まで子供を家で待たせなければならないこと。

この時間が本当に苦痛でした

車内での時間を有効活用する方法は多々あれど、子供との時間がなくなる、

ということばかりはどうにもならなかったので、これがなくなったのが本当にありがたいです。

ちなみに今は朝6時から6時半の間に勤務を開始し、子供が帰宅する16時をめどに仕事を終えています。

(ちなみにジャカルタと東京の時差は、ジャカルタがマイナス2時間。)


2)どこでも仕事ができる

時間に加えて場所を選ばずに仕事ができるのもリモートワークのいいところ。

家の用事でどこかに出かける必要があったとしても、移動中は車内で仕事ができるし、

気分転換にスタバで働くことも可能。

(実際には隣のスタバはハエが多いので私は早々に断念しましたが。)

すごく大きなメリットではないかもしれないけれど、

パソコンさえあればどこでも働けるのは気持ちの上でとても楽です。


どこでも、というか、そもそも、東京から5000キロも離れたインドネシアで、

人事の仕事を続けられている、ということが私は幸せです。


一方で感じるデメリット。


1)意識して切り上げないと半永久的に「勤務時間」が続く

オフィスにいて、周りがお疲れさま~と帰っていくわけではないリモートワーク。

きりの良いところまでと思っていたら、あっという間に2時間娘を待ちぼうけにさせていた、

ということがあったりもしました。

何時まで!というメリハリは自分でつけないといけないのだと感じています。

あと休憩も、人の目がないからなんとなく休みづらいという遠慮はせずに

きちんと自分で時間を決めて取るべき。

休みます、戻りました、の連絡さえチームでできていれば問題ない気がします。


2)仕事相手の状況が分かりづらい

スケジュールを見れば、稼働状況はなんとなくわかるものの、

同じ空間にいれば、あ、なんかちょっと余裕がなさそう、とか、疲れがたまってるのかな、

というようなことがわかりますが、離れているとどうやっても細かい様子までは知ることができません。

だからこそ、コミュニケーションは丁寧すぎるくらいが良いのだと思っています。


3)参加者の多い会議への参加は若干つらい

テレカンのシステムが整っていて、話している人にカメラが向いたり、

音もきちんと拾ったりしてくれればよいのですが、

Skypeだとそこまでの音声レベルは期待できません。

特にカメラがないと、誰が話しているのかわからなくなる、

誰かと誰かが同時に話してしまうと聞き取れない、音声が途切れがちだと会話についていけなくなる、

ということが起きがちです。

とはいえ、物理的な問題なので、リモートワーカーを増やすのであれば、

品質の良いシステムを導入すればよいことだとも思います。


ではリモートワークは誰にでもできるおすすめの働き方なのでしょうか。

個人的には、いくつかの条件を満たすことが、リモートワークで成果を出すコツになると思います。


1)快適なネット環境

雨が降るとネットの速度が遅くなる、途切れる、というインドネシアにいると痛感します。

仮にリモートワークに挑戦してみよう、と思っても、

ネット環境のない僻地や山奥ではそもそも無理です。

(実は私も最近ルータを変えました。)


2)家族がいるのであれば、家庭内での認識

リビングにいたとしても、私はオンタイムである!ということを

家族に認識してもらわないと、うっかりいろいろ話しかけられて作業を中断することになります。

最初の間は若干苦労しましたが、最近は夫婦でバランスの取り方がわかってきました。


ちなみに、自宅で育児と仕事を両立できるか、ということについて、

個人的には難しいと思っています。

子供の相手をしながらの仕事、仕事をしながらの子供の相手、

どっちもものすごく中途半端になります。

(当たり前ですが、子供の相手をするという時間制約分は、

そのまま「仕事をできない(しない)」時間になるのです。)

熱があって今日限り、のような場合を除いて、

仮に自宅で働くにしても、子供を見る人間は、

「仕事をする私」とは別の人を確保できるのがベストだと思います。

リモートワークができれば保育園に入れなくても職場復帰可能だよね!

会社から伝えてしまうのは、若干危険だと思います。


3)超がつくほど丁寧なコミュニケーション

私が離れていても安心して仕事ができているのは、社内のみんなが優しいから。

この一言に尽きます。

何か言った時に、必ず拾ってくれる(スタンプ押してくれるだけでも)

というのはそれだけですごく嬉しいし、

そういう些細なことが安心感に繋がります。

チームメンバーの誰かが忙しい時に、別のメンバーと、

何をしたら少しでも負荷を減らしてあげるだろうと相談することもあるし、

私が焦っている時は、みんなが大丈夫だよーと返してくれる、

逆に、上の人も、困っている時はメンバーにそれを打ち明けてくれる、という環境です。

コミュニケーション大事だよね、というのはどこでも言われていることだれど、

その深度を共有できている、ということが大事なのかもしれません。



思っていた以上に長くなり、もはや500字日記の面影もありませんね。


リモートワークだとチームはバラバラになる、という意見も世の中にはありますが、

個人的には、やり方次第ではあるけれど、バラバラにはならない、と今の所思っています。

私たちHRチームは、完全在宅のアシスタントさん、2時間の時差ありのリクルータ(私)、

それから東京オフィスにいるマネージャーやVP、役員、

さらにはサンフランシスコにいるみんなのメンター的なアメリカ人リクルーター、

という構成で仕事をしていますが、一体感は他のいいチームにも負けていないと思います。


1の出社の際も、私が来ていることを社内に伝えてくれたり、

リモート中に私の存在感が薄くならないように笑、

私がポストしたことを積極的にシェアしてくれる上司には本当に感謝しています。


オフィスにいればもっともっと一緒にできること、話せることはあるかもしれませんが、

リモートでも知恵を振り絞れば、いいチームは作れるはず。

それに、チャレンジしてだめだったら、別の方法をどんどん考えればよいのだと思います。


組織ごと、人ごとに、ベストな働き方を模索できるのが一番ですが、

どこかの誰かの役に立てるように、これからも、

リモートワークでやってみて良かったことや失敗したことは、記録していこうと思います。



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by jakarta_yui | 2017-02-20 01:37 | 仕事 | Comments(3)

私がこのブログを始めた理由は、グローバル化が進めば進むほど、その一方で、
パートナーが海外に転勤になりました、え、じゃあ私の仕事はどうすればいいの?
と悩む人が増えるのでは、と思ったからです。
そんな仲間とも言える人たちに、少しでも役に立つ何かを提供できたら、
と思って、ブログを書き始めました。

私自身は、夫に転勤の話が出てから、ついて行く行かないを年単位で悩み、
そのために国内で転職もし、最終的に、家族で暮らす、ということを
優先するために、引越しをしました。

その時、思っていたのは、
仕事は探せば何か見つかるだろう、
今は私が彼に合わせるべき時だろう、
多少の理不尽さを享受することこそ結婚というものだろう、
というようなことでした。

ただ、私がそんな決断をしたのは、
「仕事を辞めてついて行く」ということに、
キャリアとしてどんなリスクがあるのか、よくわかっていなかったから、
だったように思います。
言ってしまえば、ただのえいや、でした。

勢いや、プランドハプンスタンスは否定しませんが、
もし、もう少し事前に情報収集ができていれば、
少し違う見方や、判断ができたのでは、と思うことが多々あったのも事実です。

配偶者が転勤になって、今まさに仕事を辞めようか悩んでいる、
という、非常にニッチな層向けの話ですが、
「仕事を辞めて駐在員妻になることのキャリアリスク」について、今回はまとめたいと思います。


1)再就職を考えているのに、無職になるということのリスク
・駐在期間数年のブランクはなんとかなるはず、というのは極めて危険。
転職市場には仕事を継続してきた人がわんさかおり、
その人たちと帰国後にポジションを取り合うことになるのです。

・帰国時には年齢が上がっている。
年齢相応のスキル、経験を身に付ける機会がないまま、ただ年齢だけが上がった状態で、
帰国後の転職市場で戦うのは不利です。

・いっそ思い切ってこれまでのキャリアを捨てて新しいことに挑戦しよう、というのは無謀。
巷には、駐在員妻になって、趣味を極め、もしくは大学院に行き、
第二の人生をスタートさせたような方のストーリーが溢れています。
ただ、本当にその趣味を今後の仕事にしていきたいのか、
その仕事で、これまでの生活レベルを維持できるのか、維持できなくなってもいいのか、
考える必要はあると思います。

・語学力を磨こうという発想は悪くないけれど、語学力だけでは評価されない。
ここで言う語学力は英語を指します。
英語ができれば仕事の幅は広がりますが、英語の前に、まず職務能力です。
なお、ローカル言語は、日常会話レベルでは帰国時の転職ではほぼ役に立ちません。

*ただし、これらは、帰国後にこれまでのポジションやタイトル、
年収を維持したい、と思っている場合の話です。


2)現地採用で働くことのリスク
・これまでと同じ業界、職種、待遇の仕事を得るのは至難の技。
そもそも求人数が日本での転職に比べて桁違いに下がります。
英語できない、現地語できない、マネジメント経験ない、営業は避けたい、厚待遇希望、
という場合、現地採用で仕事を探すのは困難を極めます。
また、私のように、「インドネシアではそもそも外国人は人事職にはつけない」
という法律によって、やりたい仕事ができない、ということもあり得ます。

・希望の仕事に就けない以上、希望のキャリアパスは海外では描けない。
上述の通り、希望通りの仕事を見つけることが難しいゆえに、
現地採用でキャリアアップ、スキルアップを計るのは難しくなります。

・給与が下がることによるモチベーションの低下。
現地採用は現地給与となるので、場合によっては、
日本での給与の半分以下!ということもよくあります。
私の仕事の能力が落ちたわけではないのに、なぜ給与がこんなに少ないんだろう、
日本にいるときよりむしろ苦労しているのに、という思いから、
給与の低さはダイレクトにモチベーションダウンにつながることがあります。

・仕事のレベルが下がる(ような気がしてしまう)。
日本では当たり前の商慣習、仕事観で働くことができなくなります。
特にアジアには、独特のスピードがあり、なぜか同じ日本人ですら、
日本人らしい速さで仕事を進められないことがあります。
それが「仕事のレベルが下がった感じ」を生み出すのです。

・それゆえに、身につくスキルや経験が特殊性の高いものになる。
異文化理解は人生の幅を広げるためには良い経験になりますが、
現地採用で培う現地で評価されるスキルや能力は、あまりポータブルなものではないため、
帰国後に「雇用される能力」は高まりにくいです。

・ローカルビジネスの苦労や凄さを正確に評価できる採用担当者がそもそも日本にいない。
日本のマーケットで採用をしている採用担当にとって、
現地採用でやってきた○○職は、そもそもそれがどんなものなのか理解ができないため、
経験の良し悪し自体、測定不可能なのです。
結果、現地採用での仕事経験はほぼ評価対象にならず、
面接では、日本にいた時の仕事のことばかり聞かれる、ということが起こります。


3)家族にまつわるリスク
・子供がいる場合、日本のように安心安全な保育環境を整えることが難しい。
保育園というセーフティネットを失った状態で、海外で仕事をすることは、
精神衛生上あまり良いものではありませんでした。
もちろん、妥協点は見つけられるのですが。
また、仕事時間はそこそこ長い一方で、幼稚園が終わるのは早く、
夏休み、冬休み等、長期休暇が頻繁に発生するのも親を悩ませます。

・駐在員である家族との身分差。
日本の会社から手厚いサポートとミッションを与えられて現地で働く配偶者と、
そもそもまっさらになった状態で、現地採用で働く私、という構図が家庭内に発生します。
与えられた役割を持っている配偶者に対して、一からその役割を見つけに行かないと仕事がない、
という状況が、頭でわかっていても、理不尽感につながります。

・駐在員妻という立場を十分に謳歌できず中途半端感が付きまとう。
仕事をする以上、いわゆる優雅な駐妻生活とは無縁の生活を送ることになります。
いやいや毎日アフタヌーンティーなんてそもそも行けないし、と思ってはいても、
せっかく海外生活ができるのに、隣のあの人のように、駐妻生活を楽しまなくていいのかしら、
現地で楽しいこともたくさんありそうなのに、と、割り切れない思いが発生することもあります。


以上、3つのカテゴリで海外駐在の帯同のための退職、現地採用リスクについてまとめてみました。

今、海外に行くべきか悩んでいる方の中には、とはいえ単身赴任ワンオペ育児もきつすぎる…
という方もいらっしゃるかと思います。
我が家は家事育児完全折半だったので、片腕を失った状態での育児と仕事は、
本当に本当に…∞ きつくって、そこから逃げたいがゆえに、もう夫のとこに行ってしまいたい、、
と思う気持ちもよくよくわかります。

ただ、これまでやってきた仕事を一度やめて、数年後にまた戻る、
というのは実は簡単なことではないのではないか、と個人的にも周りを見ていても思います。
えいや、という決断が間違いだったかもしれない、と気付いた時、
リカバリには大きな労力を要しますし、家族を振り回すことにもなりかねません。

すごくネガティブなトーンの記事になってしまいましたが、
今、まさに悩んでいる人にとって、
今の私だからこそ書ける生々しい現地での感覚をお伝えしたくて、
思い切ってここまで書いてみました。

駐在員妻で現地採用で働いていらっしゃる方も、もちろん何人もいらっしゃいます。
そういう方々は、現地で働くことのメリットとデメリット両方を理解し、
その上で覚悟を決めて働いていらっしゃるので、
今、ついて行くべきかどうか、で悩んでいる方は、
ぜひ、そういう方にも話を聞いていただいた上で、
情報を整理されると良いのではないかと思います。
また、帰国後の転職については、市場の状況や、そもそもの専門、
経験などなどにもよってくるので、
退職や現地採用は、絶対リスクになる、ということでもないと思っています。

次回は、とはいえ、現地採用でも得られたことはありました、
という明るい話題も書けたらと思っています。


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by jakarta_yui | 2016-12-27 01:46 | 仕事 | Comments(0)

最終的に、私は日本の会社の人事職で選考が進み、
オファーを頂きました。

ただ、駐妻として悩むのは、「家族との生活をどうするのか」。
夫の赴任期間ははっきりしていないし、
娘もまだスクールイヤーの真っ最中。
東京ですぐに保育園を見つけられるかどうかも怪しい。
オファーをもらったからといって、さあ帰りますよ、とは
物理的にも精神的にも言いづらいのは明確でした。

そんな状況だったので、取れる方法は2択だろうと思っていました。

1)リモートワークを認めてもらえないか相談する。
2)だめなら腹をくくってインドネシアでできる仕事に就く。

幸いなことに、オファーをくれた会社は、
たまに一時帰国、基本はジャカルタでリモートワーク、
というありえないほど柔軟な働き方を許可してくれたため、
晴れて雇用契約書にサインすることができたのでした。

というわけで、現在は、ジャカルタの自宅で、
転職先の日本の会社の仕事をしています。

ここに到達するまで、本当にたくさんのことを悩みました。
一番よく考えたのが、日本での仕事を辞めて、
本当に配偶者の海外転勤についてくるべきだったんだろうか、ということ。

世の中には「駐妻になって色々悩むことは多かったけど、
色々自分から動いた結果、転勤先でいい経験を得られた」という前向きな話が多く、
私自身もそんな風になれたらいいな、と憧れていました。
ただ、実際には、「色々動いてみたけど、キャリアとしては、ハッピーではなかった」
というような気持ちになってしまう人もいるのではないかと思います。

私にとって、ジャカルタでの生活は、外から見ているより、ずっと過酷でした。
みんながみんな、これまでと全く違う仕事や活動にやりがいを見出せるわけではないだろうし、
仮に見出せる時期が来るとしても、そこまでにすごく長い時間がかかるかもしれない、
そして、その間に疲れてしまったり、どうしてこんな思いをしているんだろうと、
悲しい気持ちになることもあるかもしれない。
日本で働いていた時の半分ほどに下がる給与に、
心で理解はしていても、納得できない気持ちが湧いてきて、
そこでまた葛藤することもあるかもしれません。
駐妻期間をうまく利用して、ステップアップした人の話に、
焦りや劣等感を感じることも、私はありました。

世間的には、あまりスポットライトを浴びる話ではありませんが、
次は、駐妻になって失ったと思ったものについて、あえて書きたいと思っています。


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by jakarta_yui | 2016-12-25 02:12 | 仕事 | Comments(0)

ジャカルタでの転職活動は、基本的には、
日本での転職活動とほぼ同じ流れで行いました。

1)友人・知人からのお声がけ
リファラル採用(社員からの紹介)での採用が活発なのは、ジャカルタも同じ。
うちの会社で働きませんか?というようなお誘いによって転職意欲を掻き立てられた、
という話は、周りでもちらほら聞きました。

2)人材紹介会社への登録
人材紹介会社に登録すると、今月のおすすめ求人、というようなメールが送られてきます。
私はその中に、ジャカルタ市内で応募したい求人があったため、
エージェントさんと面談、書類応募、選考、というオーソドックスな流れで進めてもらいました。

上記のようにジャカルタ市内で転職活動をしていましたが、
選考が進んだり、落ちたりする中で、
じょじょに強くなっていった疑問がありました。

本当にやりたい仕事はこれ?

もともとずっと企業人事をやってきたものの、インドネシアでは、
外国人は人事の仕事ができないことが法律で決められています。
なんとか人事に近い仕事を、と探していましたが、
「人事に近い仕事」と「人事」の仕事は全く別物であることも、
実はこちらで働くようになってから、痛感していました。

これまでと異なる業界、異なるスキル、知識が要求される世界。
営業の仕事によって得られた人脈はもちろんありましたし、
インドネシアビジネスに触れられたという点では、
営業の仕事は面白かったです。
ただ、どこかで、「趣味的な面白さ」だと感じていました。
もしかしたら語弊があるかもしれませんが、
人事の仕事に戻るために、プラスになる経験は積めていないのでは、
という不安が、どこかにずっとあったのです。
その気持ちは、だんだん、「仕事のブランク」への焦りに変わりました。

そんな時に目にした、日本の会社の人事の求人。
どうせ転職をするなら、1から考え直せるなら、
やっぱり本当にやりたい仕事をした方がいいのでは…
というまっとうなエクスキューズを用意して、数社に書類を送りました。


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by jakarta_yui | 2016-12-24 02:09 | 仕事 | Comments(0)

更新ないですね、というご連絡をあちこちからいただいていたのですが、
転職活動中につき、書けないことが多く、ブログから遠ざかっておりました。
更新していなかった間ものぞきに来てくださったみなさま、ありがとうございました。

ジャカルタで働く駐妻、という体でしたが、
実は、諸般の事情から、ジャカルタの会社を退職し、この度、転職いたしました。
転職理由や経緯はおいおい綴っていこうと思っています。

家族の仕事で一時的に住んでいる国で、キャリアプランを描くことの難しさ、
キャリアアップしたい、ブランクを作りたくない、という思いと、
目の前にある「家族との生活」のバランスを取ることのジレンマ、
日本にいるとき以上に選択肢が増える(というより、まっさらになってしまう)ことによる
一時的なアイデンティティ喪失…
などなど、この数ヶ月、多くのことを悩んできました。

夫ともだいぶ険悪になったりしましたが笑、
たくさん考えた分、自分の出した結論には満足していますし、
夫婦の両方が、犠牲にならない生き方を選択を出来たことで、
家族の関係も、これまでよりよいものになったような気がしています。

海外生活で得られるものはたくさんありますが、
仕事をしている妻が、家族の転勤で退職をする、
ということには、様々なリスクもある、ということも感じるようになりました。
ただ、ネガティブな情報も、もしかしたら、どなたかのお役に立つこともあるかもしれないので、
そういったことも、今後は思い切って発信してみようと思っています。


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by jakarta_yui | 2016-12-21 01:34 | 仕事 | Comments(0)

ジャカルタにはいくつかの病院がありますが、
今日は健康診断のお話を。

実はジャカルタでは2度健康診断を受けています。
1度目は日系の病院、2度目はローカルの病院。

1度目は、かなりしっかりした健康診断だったため、
レントゲンはもちろん、尿検査、検便、血液検査(3本も…)、聴力と視力の検査、
心電図、なぜか肺活量も。
もちろん身長体重も。

対して2度目は、尿検査、血液検査(1本)、問診、と
だいぶさらっと終わりました。
身長体重は自己申告で終了 笑

ちなみに、ジャカルタはレントゲンの放射線量が相当高いらしく、
3ヶ月以内に受けている場合は、再度受けてはいけないらしいです。
(子供が骨折したら、シンガポールに行ったほうがいいと言われました。)

別々の病院でしたが、なぜか医師は美しい女医さんで、問診は英語。
日系病院であれば通訳してくれるのですが、
通訳のクオリティは、ついてくれる人によってまちまち、、という印象です。

現地採用で働く場合も、おそらく健康診断を受けさせてくれる会社は多いと思いますが、
病歴、気になることなどは、英語もしくはインドネシア語で、
ある程度まとめて行ったほうがよいかと思います。
(タダだし、勤務時間を使えるわけだし。)

病院について追記すると、
我が家は、夫はタケノコ派、娘はSOS派、私はカイコウカイ派と、
なぜか家族でかかっているところがばらばらです。
良し悪し、評判はいろいろ聞くので、いくつか試してみるのがいいんだろうなと思いつつ、
そう頻繁に行くわけでもないし、行きやすさときれいさから、
私はいつも同じところに行ってしまいます。
(そしてどこも大差はないのでは、という気も。。)
病院は、そこに何を求めるか、によって決めたらいいと思います。


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by jakarta_yui | 2016-09-30 06:49 | 仕事 | Comments(0)

このブログはあくまでも個人のブログなので、
仕事のことを書く必要はないのですが、
おすすめの求人があるので、特別にご紹介させていただきます。

ジャカルタ市内で総務職の日本人急募求人がございます。

・日本語ネイティブ、英語とインドネシア語ができる方。(読み書きレベル可)
・できればインドネシアで働いたことのある方。
・ワード、エクセルの基本操作ができる方。
・短大卒以上

駐妻様向け、と書きましたが、単身でこちらにいらっしゃっている方も
もちろん応募可能です。
こちらに来られてから、(私と違って…)インドネシア語をきちんと勉強されてきた方には、
ぜひおすすめしたい求人です。

ご興味のある方は、鍵コメントでメールアドレス付記の上、
ご連絡くださいませ。
お仕事の詳細、応募方法等、ご連絡させていただきます。


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by jakarta_yui | 2016-08-05 15:14 | 仕事 | Comments(0)

インドネシアで仕事を探している方から、タイトルのような質問を受けました。

結論からお伝えすると、「人によります」に尽きるのですが、
(もう現地採用で15年以上働いているという人、
3年現地採用をやって起業した人、現地採用から現地採用に転職する人、
本当に働き方は様々です。)
今回は、あくまでも日本で人事の仕事をやっていた私の個人的な目線で、
現地採用として働くことの良し悪しを書きたいと思います。

まず、アジアで現地採用で仕事をすることに向いているのは、
その国で一生仕事をしていこうとある意味で覚悟ができている人。
給与や生活水準、キャリアアップということよりも、
その国に住むこと、そこでネットワークを築くことを
人生の中で重視していると言い切れる方は、長く仕事を続けていけるように思います。

また、別のパターンだと、私もそうですが、駐在員妻。
生活の基盤はあくまでも夫が作ってくれるので、
住宅手当がなかろうが、車手当てがつかなかろうが、
その仕事が自分に必要かどうか、という視点だけで仕事を選ぶことができます。
特に、引っ越すまで日本で仕事をしていた、なおかつ、
帰国してからも仕事をしたい、という方の場合は、
現地採用であっても、働き続けていた、ということは、
次の転職活動でプラスに働きやすいはずです。
(次にどのような仕事をするかにもよりますが、
30代半ばで数年のブランクがあります、という方は、
やはり一般の転職市場では不利になりやすいです。)

では、現地採用で働くのはやめた方がよいのはどんな人か。
一言で言えば、現地採用(という待遇)に不安がある方。

はっきり言って、現地採用と駐在員には大きな差ができます。
住むところ、日々の食べるもの、通勤手段等々。
ただし、それらは大した問題ではなく、
一番は、仕事の内容です。

任される仕事の内容、仕事を通じて受けられるトレーニングやフィードバック、
それらが全く違うということを、納得して入社できるかどうか、
ということを、悩んでいる方にはお伝えしたいです。
海外勤務で積める経験の中には貴重なものがたくさんあると思いますが、
一方で、日本でしかできないキャリアアップ、という道があるのも事実かと思います。

職種はなんてもいいです、とおっしゃる方にお会いすることも多いのですが、
これまで築いてきたキャリアを本当に捨ててしまっていいのか、
この先5年、10年後に得たいスキルはなんなのか、
そのための手段は本当に現地採用のその仕事に就くことなのか、

悩んでいる方に偉そうにアドバイスできる立場でもないのですが、
そういう視点で考えてみることもできますよ、ということをお伝えしたくて、
今日はあえてこんな仕事の話を書いてみました。



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by jakarta_yui | 2016-07-19 16:51 | 仕事 | Comments(2)

本調子でないまま、金曜、土曜と食事に行っていたので、
相変わらず1時間に1回のペースで胃痛と闘っていますが、
今日こそたまった仕事を…!と思い、家の近所のANOMARI COFFEEに。
明るすぎない店内と、テラス席から見えるグリーンに癒されます。

最近ジャカルタは雨季でもないのに雨ばっかりで、
今も爆発かと思うような雷が鳴っていますが。。

さて、仕事の話に戻ると、娘の新学期以降の働き方いついて悩んでおります。
幼稚園が終わるのは12時、私の仕事が終わるのは17時半。
ちょっと残業したりすると、私が退社できるのは18時、
帰宅ラッシュ(渋滞)に巻き込まれ、19時に帰れるかどうか、
という生活を夏休みまで続けていたのですが、
ここにきて、こんな生活をしていていいのだろうか…という悩みがふつふつと。
6月いっぱいは、断食の時差勤務によって夫の帰宅が早かったので、
夫に娘を任せられていたのですが、8月からはそれも難しくなるので、
私が早く帰宅しなければならなくなります。

決して保育のプロではないお手伝いさんに長時間任せっぱなしになること、
日本のように毎日の帰宅時間が読めないこと、
帰宅時間が遅すぎて、娘のピアノのレッスンや勉強を十分に見てあげられないこと、
にどうにもジレンマを感じています。
さらに8月から交通規制が変わるので、また帰りの時間が読めなくなるのでは、という不安が。

せっかくインターに入れて、いい教育を受けさせていても、
親がフォローできていなければ、効果は半減してしまうと思っているので、
今までは選択肢に入れていなかった時短勤務を検討しようかと思っています。

本当はできればフルタイムの勤務を継続したいのですが、
(社内でしかできない仕事もあるので、できれば残業だって自由にしたいくらいなのですが)
私がここに来たのは、家族の時間を大事にするため、だったはず。
日本のように安心して子供を預けられる保育園のような場所がなく、
日本のように時間の読める交通機関もあるわけでもない国に住んでいるので、
ある程度、働き方に融通をきかせていかないと、
長くここでの生活を続けること自体ができなくなってしまうかも、と思っています。



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by jakarta_yui | 2016-07-17 16:43 | 仕事 | Comments(0)

「過去最高に高い「小4の壁」で悶絶する母たち」

東洋経済のこちらの記事を読んで、私も、うーん、と考えることがありました。


「保育園、学童保育と誰かと育児をシェアしあってきたのに、

急に居場所の確保から考えなければいけなくなるわけですから、

親子そろって放り出されたように感じてしまうのも当然です。

そのうえ、子どもも居場所を確保しておくことだけでなく、

精神的なサポートを求め始める年齢になってくる。」


我が家は小4ではないですが、ジャカルタに来て同じ感覚をまさに味わっています。

日本の保育園には課題も多々指摘されてますが、

延長保育や土曜保育があって、なおかつ長期休暇はなく、

ずっとプロに預かってもらえるって素晴らしいシステムだったな、と。

(そして、逆に、プロの預け先がない中で、仕事を(フルタイムで)

しようと思うなんて、私どうかしてたな、と…笑)


小学生になったらもっとなのでしょうが、

我が家は娘をインターに入園させたので、

精神面のケアと、英語の勉強のケアと、今まさにどちらも必要で、

果たして渋滞に巻き込まれて、日本より遅い時間に帰宅しているのはどうなのか、

と悩む毎日です。


今、私が転職サポートさせていただいている方の中には、

「時間的制約」がある方もいらっしゃるのですが、そもそも、

「子供を育てる」とか「介護をする」ということが前提とされていない組織が多いから、

育児や介護といった生活上当たり前のことをしている人が、

「制約」を抱えてしまうのではないかなぁ、と思ったりもしています。


時間的制約のある人にどう働いてもらうか、という議論ももちろん必要ですが、

あらゆる人が制約を感じずに仕事ができる組織や社会は

どうやったら作れるのかなぁというのも最近の関心ごとのひとつです。



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by jakarta_yui | 2016-07-14 09:25 | 仕事 | Comments(0)