日本の会社に転職してちょうど2ヶ月。

勤務初日からいきなりリモート、しかも時差あり、

という環境で仕事をさせてもらうようになって、

個人的に感じているリモートワークのメリットデメリットを

まとめておきたいと思います。


私の所属している会社は、今年から正式に事業場外勤務を認めるようになったのですが、

私自身は、本帰国するまで、リモートでもやっていけそう、と思っています。


理由は以下の3つ。


1)仕事がたくさんある

朝起きてから寝るまで、やるべき仕事は山ほどあります。

書類選考、エージェントさんとのやりとり、社内の人との連絡や調整

オンタイムに1時間でも席を外したら、未読メールと未読メッセージが何十通もたまります。

リモートだとちゃんと働かない社員が出てくる、という意見がありますが、

誤解を恐れずに言ってしまえば、それはただ単に、

ちゃんと働かなくてもなんとかなる程度の仕事量しか渡していない、

ということに他ならないのではないでしょうか。


2)コミュニケーション手段が整っている

日常のメールに加え、Slackでチャットができ、HangoutSkypeで顔を見ながら会話もでき、

何かを決めるときにはGoogleドキュメントやスプレッドシートで同時編集が可能です。

ちょっと今いいですか?と話しかけるために、席を立って話しかけに行くのも、

Slackで話しかけるのも、大差はない気がしています。


3)丁寧なコミュニケーションが取れる人が多い

私が入る前からチームのアシスタントの方は完全在宅だったため、

メンバーは、そもそもリモートワークの受け入れに慣れていた、

ということもあるかもしれないですが、社員はコミュニケーションがとても丁寧。

上手、なのではなく、丁寧。

何かを頼むとき、お礼を伝えるとき、フォローを入れるとき、催促するとき、

相手がむっとすることがないような言い方を心がけている人が多いため、

オンラインでのコミュニケーションでも疎外感を感じることがありません。


では、実際にリモートワークで私が感じているメリットは何か。


1)通勤のために使う時間がいらなくなる

ジャカルタで仕事をしていたときに一番辛かったのが通勤に時間がかかっていたこと。

空いていれば15分で着く道を渋滞で1時間半かけて出社すること、

17時に仕事を終えても、19時まで子供を家で待たせなければならないこと。

この時間が本当に苦痛でした

車内での時間を有効活用する方法は多々あれど、子供との時間がなくなる、

ということばかりはどうにもならなかったので、これがなくなったのが本当にありがたいです。

ちなみに今は朝6時から6時半の間に勤務を開始し、子供が帰宅する16時をめどに仕事を終えています。

(ちなみにジャカルタと東京の時差は、ジャカルタがマイナス2時間。)


2)どこでも仕事ができる

時間に加えて場所を選ばずに仕事ができるのもリモートワークのいいところ。

家の用事でどこかに出かける必要があったとしても、移動中は車内で仕事ができるし、

気分転換にスタバで働くことも可能。

(実際には隣のスタバはハエが多いので私は早々に断念しましたが。)

すごく大きなメリットではないかもしれないけれど、

パソコンさえあればどこでも働けるのは気持ちの上でとても楽です。


どこでも、というか、そもそも、東京から5000キロも離れたインドネシアで、

人事の仕事を続けられている、ということが私は幸せです。


一方で感じるデメリット。


1)意識して切り上げないと半永久的に「勤務時間」が続く

オフィスにいて、周りがお疲れさま~と帰っていくわけではないリモートワーク。

きりの良いところまでと思っていたら、あっという間に2時間娘を待ちぼうけにさせていた、

ということがあったりもしました。

何時まで!というメリハリは自分でつけないといけないのだと感じています。

あと休憩も、人の目がないからなんとなく休みづらいという遠慮はせずに

きちんと自分で時間を決めて取るべき。

休みます、戻りました、の連絡さえチームでできていれば問題ない気がします。


2)仕事相手の状況が分かりづらい

スケジュールを見れば、稼働状況はなんとなくわかるものの、

同じ空間にいれば、あ、なんかちょっと余裕がなさそう、とか、疲れがたまってるのかな、

というようなことがわかりますが、離れているとどうやっても細かい様子までは知ることができません。

だからこそ、コミュニケーションは丁寧すぎるくらいが良いのだと思っています。


3)参加者の多い会議への参加は若干つらい

テレカンのシステムが整っていて、話している人にカメラが向いたり、

音もきちんと拾ったりしてくれればよいのですが、

Skypeだとそこまでの音声レベルは期待できません。

特にカメラがないと、誰が話しているのかわからなくなる、

誰かと誰かが同時に話してしまうと聞き取れない、音声が途切れがちだと会話についていけなくなる、

ということが起きがちです。

とはいえ、物理的な問題なので、リモートワーカーを増やすのであれば、

品質の良いシステムを導入すればよいことだとも思います。


ではリモートワークは誰にでもできるおすすめの働き方なのでしょうか。

個人的には、いくつかの条件を満たすことが、リモートワークで成果を出すコツになると思います。


1)快適なネット環境

雨が降るとネットの速度が遅くなる、途切れる、というインドネシアにいると痛感します。

仮にリモートワークに挑戦してみよう、と思っても、

ネット環境のない僻地や山奥ではそもそも無理です。

(実は私も最近ルータを変えました。)


2)家族がいるのであれば、家庭内での認識

リビングにいたとしても、私はオンタイムである!ということを

家族に認識してもらわないと、うっかりいろいろ話しかけられて作業を中断することになります。

最初の間は若干苦労しましたが、最近は夫婦でバランスの取り方がわかってきました。


ちなみに、自宅で育児と仕事を両立できるか、ということについて、

個人的には難しいと思っています。

子供の相手をしながらの仕事、仕事をしながらの子供の相手、

どっちもものすごく中途半端になります。

(当たり前ですが、子供の相手をするという時間制約分は、

そのまま「仕事をできない(しない)」時間になるのです。)

熱があって今日限り、のような場合を除いて、

仮に自宅で働くにしても、子供を見る人間は、

「仕事をする私」とは別の人を確保できるのがベストだと思います。

リモートワークができれば保育園に入れなくても職場復帰可能だよね!

会社から伝えてしまうのは、若干危険だと思います。


3)超がつくほど丁寧なコミュニケーション

私が離れていても安心して仕事ができているのは、社内のみんなが優しいから。

この一言に尽きます。

何か言った時に、必ず拾ってくれる(スタンプ押してくれるだけでも)

というのはそれだけですごく嬉しいし、

そういう些細なことが安心感に繋がります。

チームメンバーの誰かが忙しい時に、別のメンバーと、

何をしたら少しでも負荷を減らしてあげるだろうと相談することもあるし、

私が焦っている時は、みんなが大丈夫だよーと返してくれる、

逆に、上の人も、困っている時はメンバーにそれを打ち明けてくれる、という環境です。

コミュニケーション大事だよね、というのはどこでも言われていることだれど、

その深度を共有できている、ということが大事なのかもしれません。



思っていた以上に長くなり、もはや500字日記の面影もありませんね。


リモートワークだとチームはバラバラになる、という意見も世の中にはありますが、

個人的には、やり方次第ではあるけれど、バラバラにはならない、と今の所思っています。

私たちHRチームは、完全在宅のアシスタントさん、2時間の時差ありのリクルータ(私)、

それから東京オフィスにいるマネージャーやVP、役員、

さらにはサンフランシスコにいるみんなのメンター的なアメリカ人リクルーター、

という構成で仕事をしていますが、一体感は他のいいチームにも負けていないと思います。


1の出社の際も、私が来ていることを社内に伝えてくれたり、

リモート中に私の存在感が薄くならないように笑、

私がポストしたことを積極的にシェアしてくれる上司には本当に感謝しています。


オフィスにいればもっともっと一緒にできること、話せることはあるかもしれませんが、

リモートでも知恵を振り絞れば、いいチームは作れるはず。

それに、チャレンジしてだめだったら、別の方法をどんどん考えればよいのだと思います。


組織ごと、人ごとに、ベストな働き方を模索できるのが一番ですが、

どこかの誰かの役に立てるように、これからも、

リモートワークでやってみて良かったことや失敗したことは、記録していこうと思います。



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by jakarta_yui | 2017-02-20 01:37 | 仕事 | Comments(3)