最終的に、私は日本の会社の人事職で選考が進み、
オファーを頂きました。

ただ、駐妻として悩むのは、「家族との生活をどうするのか」。
夫の赴任期間ははっきりしていないし、
娘もまだスクールイヤーの真っ最中。
東京ですぐに保育園を見つけられるかどうかも怪しい。
オファーをもらったからといって、さあ帰りますよ、とは
物理的にも精神的にも言いづらいのは明確でした。

そんな状況だったので、取れる方法は2択だろうと思っていました。

1)リモートワークを認めてもらえないか相談する。
2)だめなら腹をくくってインドネシアでできる仕事に就く。

幸いなことに、オファーをくれた会社は、
たまに一時帰国、基本はジャカルタでリモートワーク、
というありえないほど柔軟な働き方を許可してくれたため、
晴れて雇用契約書にサインすることができたのでした。

というわけで、現在は、ジャカルタの自宅で、
転職先の日本の会社の仕事をしています。

ここに到達するまで、本当にたくさんのことを悩みました。
一番よく考えたのが、日本での仕事を辞めて、
本当に配偶者の海外転勤についてくるべきだったんだろうか、ということ。

世の中には「駐妻になって色々悩むことは多かったけど、
色々自分から動いた結果、転勤先でいい経験を得られた」という前向きな話が多く、
私自身もそんな風になれたらいいな、と憧れていました。
ただ、実際には、「色々動いてみたけど、キャリアとしては、ハッピーではなかった」
というような気持ちになってしまう人もいるのではないかと思います。

私にとって、ジャカルタでの生活は、外から見ているより、ずっと過酷でした。
みんながみんな、これまでと全く違う仕事や活動にやりがいを見出せるわけではないだろうし、
仮に見出せる時期が来るとしても、そこまでにすごく長い時間がかかるかもしれない、
そして、その間に疲れてしまったり、どうしてこんな思いをしているんだろうと、
悲しい気持ちになることもあるかもしれない。
日本で働いていた時の半分ほどに下がる給与に、
心で理解はしていても、納得できない気持ちが湧いてきて、
そこでまた葛藤することもあるかもしれません。
駐妻期間をうまく利用して、ステップアップした人の話に、
焦りや劣等感を感じることも、私はありました。

世間的には、あまりスポットライトを浴びる話ではありませんが、
次は、駐妻になって失ったと思ったものについて、あえて書きたいと思っています。


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by jakarta_yui | 2016-12-25 02:12 | 仕事 | Comments(0)

ジャカルタでの転職活動は、基本的には、
日本での転職活動とほぼ同じ流れで行いました。

1)友人・知人からのお声がけ
リファラル採用(社員からの紹介)での採用が活発なのは、ジャカルタも同じ。
うちの会社で働きませんか?というようなお誘いによって転職意欲を掻き立てられた、
という話は、周りでもちらほら聞きました。

2)人材紹介会社への登録
人材紹介会社に登録すると、今月のおすすめ求人、というようなメールが送られてきます。
私はその中に、ジャカルタ市内で応募したい求人があったため、
エージェントさんと面談、書類応募、選考、というオーソドックスな流れで進めてもらいました。

上記のようにジャカルタ市内で転職活動をしていましたが、
選考が進んだり、落ちたりする中で、
じょじょに強くなっていった疑問がありました。

本当にやりたい仕事はこれ?

もともとずっと企業人事をやってきたものの、インドネシアでは、
外国人は人事の仕事ができないことが法律で決められています。
なんとか人事に近い仕事を、と探していましたが、
「人事に近い仕事」と「人事」の仕事は全く別物であることも、
実はこちらで働くようになってから、痛感していました。

これまでと異なる業界、異なるスキル、知識が要求される世界。
営業の仕事によって得られた人脈はもちろんありましたし、
インドネシアビジネスに触れられたという点では、
営業の仕事は面白かったです。
ただ、どこかで、「趣味的な面白さ」だと感じていました。
もしかしたら語弊があるかもしれませんが、
人事の仕事に戻るために、プラスになる経験は積めていないのでは、
という不安が、どこかにずっとあったのです。
その気持ちは、だんだん、「仕事のブランク」への焦りに変わりました。

そんな時に目にした、日本の会社の人事の求人。
どうせ転職をするなら、1から考え直せるなら、
やっぱり本当にやりたい仕事をした方がいいのでは…
というまっとうなエクスキューズを用意して、数社に書類を送りました。


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by jakarta_yui | 2016-12-24 02:09 | 仕事 | Comments(0)